プルメリア家★アイラ君小学校入学のご報告。
いつも大変お世話になっております。
88期 三重在住プルメリアです。
プルメリア家長男アイラが小学校に入学しましたのでご報告させて頂きます。
アイラは4月から地元の小学校に入学し、晴れて新1年生となりました。この日までの数年間、特別支援学校に入れるか通常校の支援級に入れるかで最後まで悩みましたが、園や療育の先生方や先輩のお友達などからたくさんアドバイスもいただき、とりあえずは地元の小学校で頑張ってみようと決心しました。なにより、アイラが保育園で年長さんとして成長し、先生やお友達の事もずっと大好きでいてくれたので、小学校でも大丈夫かもという希望を抱く事ができました。
その保育園での最後の1年間はこれまで同様本当に素敵な先生達からの愛情をもらい、お友達からは元気と優しさをたくさんもらいました。園での最後のクラス発表会では「みんなちがってみんなおんなじ」というテーマで、創作劇や合唱を披露してくれました。発表会でこういったテーマで取り組む事も、結局普段からアイラの個性も他のお友達の個性もみんな認め合えるという、大人でもとても難しい心の在り方を子供達が出来ていたからこそだと思います。
「アイラ君に名前呼んでもらったよ！」と私達に嬉しそうに報告してくれる子や、アイラのままごとに付き合って妙な恰好をさせられながらも一緒に遊んでくれる子、「今日アイラ君、こんな事が出来たんだよ！」って自分の事のように教えてくれる子、「小学校でもアイラ君の事気に掛けとくね！」って言ってくれる子。。こんな優しい世界を感じられるのはアイラのお陰かもしれないと思ったりもしますが、本当に先生やお友達、そしてその親御さんに恵まれてたなと感謝の気持ちでいっぱいです。
アイラが行く小学校は最近どんどん人口が増えて、1年生だけで5クラス、140人近くの子供達がいます。全校生徒も約800人です。この800人を優しい世界に出来ればよいのですがなかなかそうもいかないので、まずはアイラの事をたくさん知ってもらって少しずつ優しい世界を拡げていければいいなと思います。
●アイラ君の実親様へ
早いもので小学校に入学となりました。ここまで一貫して皆に愛されて育ってきました。これは周りにもとても恵まれたとは思いますが、やはりアイラの屈託のない笑顔やキャラによるところがが大きく、彼が皆を幸せにする力が本当に凄いんだなと思います。
小学校での生活はやはり保育園とはあまりにも勝手が違うので、戸惑ったりイヤイヤが出てしまったりしてるようですが、少しずつ出来る事を模索して慣れていって楽しい時間が増える事を期待しています。先生方も専門の知識があるわけではなく一般の教職員が多いので、そこはコミュニケーションをしっかりとって、アイラの事を知ってもらい、私達や私達をサポートしてくれる教育関係者にも協力をお願いしつつインクルーシブ教育に結びつけていってもらえればと考えています。ただアイラの負担が大きく、あまりに酷だなと感じた時は特別支援学校に入れる選択肢も当然考えております。アイラが楽しく過ごせるように、そしてアイラを取り巻く社会が優しい世界であるように、そこをしっかり考えながら見守っていきます。
アイラからもらった沢山の幸せはなにものにも代え難く、ここまでの成長に対しご両親には改めて感謝申し上げます。アイラを託して下さった事に様々な想いがおありかと存じますが、私達にとっては幸せな日々でしかありません。どうか皆様も幸せな日常をお送り下さい。そしていつかお会いできるのを楽しみにしております。
これからもアイラの成長と私達を見守っていて下さい。
実親様ご家族皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。
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